不定期で実施している、ツクールやフリゲ周りに関係ありそうなイベントを見てきましたよーというなんちゃってレポート。

ニコニコ闘会議2017同様に、フリーゲーム投稿サイトの「ゲームアツマール(旧名・RPGアツマール)」が、スマートフォンゲームフェスティバルに15日のみ出展されるということで、実際に行ってみました。

イベントレポート | ニコニコ闘会議2017 フリゲ周りを見てきた

参照: SGF IN TOKYO2017 Spring 開催のお知らせ
参照: スマートフォンゲームフェスティバルでゲームを体験してもらおう! | ニコニコ自作ゲームフェスブログ

RPGアツマールの方で「自分のゲーム体験してくれ」ゲーム募集と「企画相談したい人」という募集も事前に実施。もしかしたらこういった企画を今後も行う可能性あるかなぁ……。そういった時に、実際にどんな風に展示されるのか気になるなぁ。と思われる方もいるかと思いましたので。

今回急遽神保町に足を伸ばし、RPGアツマールのブースを見てきました。イベント会場の様子とともに、RPGアツマールのブースはどんな感じだったのか。

また、イベント関連周りの動画などを、公式さんがTwitterなどで呟いていましたので、その辺のツイートも引用させていただきつつ、紹介していきます。今後同じようなイベント・規格が実施された時に、みなさんにとって役立つか判断してもらえればなぁ……というイメージで軽くまとめていこうと思います。

SGF IN TOKYO2017 Sprinとは


マートフォンゲームフェスティバル……SGF IN TOKYO2017 Sprinは、正式名Smartphone Game Festival IN TOKYO2017 Springと言うイベントです。2017年4月15日・16日に東京都の神保町にあるテラススクエアで開催された、スマホ向けゲームとVRコンテンツの展示会です。

日本初のスマホ向けゲームのみの展示イベントらしく、スマホ向けのゲームプレイヤーや開発者、業界希望者の交流の場を作り、今後の発展・革新を目指すという目的で
行われている、第1回目のイベントのようです。

2日間に渡って開催されるそうですが、今回撮影しに行ったRPGアツマールのブースは1日めの15日のみの出展です。

当日は各出展者のブース展示のみですが、16日には学生向けのクリエイティブな企業の合同説明会も行われるようですね。クリエイティブな合同説明会って、クリ博とキャリア展ぐらいしか、専門性の高い合同説明会が無かったと思うので、こういうイベントでより良い新人クリエイターさんが旅立って、素敵なコンテンツが増えていけばいいですね!

今回は合同説明会は置いておいて、ブース展示のみにスポットを当てていきますが、ブース自体は1階のロビー部分での開催になります。

少々奥に細長い構成の会場で、入口横には講義ステージがあり、30分~1時間感覚ぐらいでステージイベントが実施。YouTuberパフォーマンスからスマホ向けのゲームの技術・企画に関するお話などが行われていたようです。

ブースは各ブース気持ち小さめの長テーブルが1~2台程度。企業出展が中心になりますが、雰囲気は同人即売会や地区会館で、やっているバザーイベントみたいな感じのラフな雰囲気。

入った直後の感じは、2013年にちらっと見に行った、大田区産業プラザの小展示ホール時代に開催されたデジゲー博が脳裏に浮かんだ感じでした。

スマホ向けということですが、VR系のゲームが多かった印象です。VRを使った脱出ゲームから学習系に応用しているものまで。実際にVRの端末を使って体験できるブースが多かったです。

自分は14時40分に到着しましたが、年齢層は30代前後ぐらいの男性が多かった印象でしょうか。あとは小学生低学年ぐらいのお子さんが数名いました。楽しそうにゲームやってたことが、すごく印象に残っています。

検定などのパンフレットが入ってるものも。ちなみにこのCGクリエイター検定、
CG系の会社に務めることになった大学時代の同級生が持ってたんですが、画像系の細かい特徴とか、知らないことも学べたと言っていた記憶があります。

イベントの混雑具合は、小規模な同人イベント的な感じ。混雑しているブースでもブース周りに5名程度。全体の2~3割ブースには閲覧者がおらず、ブースの人たちが
雑談しているっていう印象でした。

すごくライトな感じで、企業イベントとは思えない感じの、ラフさは個人的には好感がありました。

SGF IN TOKYO2017 SprigのRPGアツマールブース


では、今回の本題でもあるRPGアツマールのブースが、どんな感じだったかに移っていきます。

RPGアツマールはステージ横、入口入って正面右側に、写真のような感じでブースが設置されていました。

当方が訪れたときにはスタッフさんが3名ほど。フィードバック放送に出ているお二方もいらっしゃいました。ブースには可愛らしいぬいぐるみと、

RPGアツマールの内容に関して紹介されている紙が、壁に貼られている感じですね。

RPGアツマールのコンテンツとしては、予告&募集されていた作者さんから自推されていたゲームのプレイと、企画相談のの大きく分けて2種類。

ゲームプレイは、アツマールブースにあるノートパソコンを使用してのプレイ。事前に作者さんから展示して欲しい作品募集を行っており、総数数十作品がありましたが、パソコン1台で回していた感じかなぁ……と思います。

自分が行ったときは先客おらず、多分、プレイしている画面がブースにあったちょっと大きなモニタに映し出されるものだと思います。
(考えてみればやったことない作品も数作あったので、少しやらせて良かったなぁ……と反省。)

公式さんのツイッターを見ると、数作品を実際にプレイしてもらった動画がアップされています。

■ 公式さんのツイート

闘会議のときはちょっと人が多くて、プレイ待ちみたいな様子が見られました。が、ちらっとスタッフの方に聞いた感じだと、混雑!とまではいかない感じだったみたいだったので、動画見た感じでものびのびとプレイはできそうな感じだなぁ……という
感じはしました。

もう一つの大きな企画は、「企画相談」です。実際にアツマールの運営さん達と話して、ゲーム構想を練れるみたいな内容ですね。

実際に相談されている方のインタビューなどを、公式さんがツイートされています。

動画見た限りだと、紙とかに書き出しているみたいなので、マインドマップとかに近いのかなぁ……と。質問とかを通して、脳内イメージを書き出すことで、新しい発見とか、繋がらなさそうなところが繋がったり。逆にそれぞれの要素はぶつかり合って悪い点に繋がったりすることがあるんですよね。

インタビューにも出ているおっぎーさんは、RPGアツマールで「白の雪と古の魔女」という、結構正統派で王道的なやりごたえのあるRPGを公開されている作者さん。

個人的にも好きな作品です。

「白の雪と古の魔女」は宝箱が絶妙な位置にある、冒頭からインパクトのあるシーンを入れてる、視覚的にきれいな要素を入れてる、戦闘処理とかの仕組みもプラグインなどを取り入れて変化をつけてるなど、結構細かいところまで作られているレベルの高い制作者さんだと思っています。

そういう作者さんが褒めているということは良かったんじゃないかなぁ……と同時に、次回作につながってくれればいいなぁ……とか、個人的には思っちゃいました。

ただ、今回は事前予約制をとっていたようですが、予約開始が今週中盤ぐらいで直前だったからか、事前予約は1件のみだったみたいです。その辺も臨機応変にスタッフさん対応してくださったみたいで、当日予約不要でご相談可能と告知もされていました。

私も伺ったときには、「企画相談していきます?」とお声も掛けて頂けました。
こういう時、思いつきばっかりのネタゲーしか発想できず、長編作る集中力がない自分の力不足が悔やまれます。

自分の場合はよく同人やツクールの飲み会を開いていて、こういう構想を人に話して、新しいネタとか増えた~みたいな感想頂くことも多くあります。こういう話って、かつ直接アドバイスも頂けると同時に、イメージをより具現化できるやり方とかも学べるのはいい機会だなぁ……とか思いました。

後は、アツマライオンシールもらえました。闘会議のときにももらえましたが、少しバージョンアップしているそうです。

こちらが闘会議の時に貰ったアツマライオンシールです。見比べてみると、「無料で遊べる」とか「コメント投稿できる」とか。特徴が増えてて、よりわかりやすくなったシールですね!

まとめ


ということで、ほとんどTwitterの引用に近い感じで、内容ない感じになってしまいましたが……。

SGF IN TOKYO自体はVRの展示やスマホコンテンツが同人イベントのようにラフな雰囲気で体験でき、とても面白いイベントに感じました。

会場色々なところで、VRを頭につけ、わいわい楽しんでいる雰囲気もあり、気軽に
最新傾向なども感じられるイベントでした。

RPGアツマールブースは、新しい情報などは特にありませんでしたが、個人的には遠方の方でも、こういうイベントに展示してもらえるようなチャンスがあったり、
実際に運営の方とかとお話して作品制作に繋げていける機会があるのは、面白いと同時に貴重だなぁ……と思いました、

いつか自分も長編目指して企画練ってみて、こういうのに参加してみたい!と思えるような雰囲気でした。

SGFはスプリングとあったので、夏とか冬もやるのかな。また遊びに行きたいと思えるような感じのイベントでした。もし開催したときには、エンタメ型に近い雰囲気だったので、楽しみながらスマホやVR技術に触れたいという人なら、ぜひ行ってみることをおすすめするイベントだと思います。