今日も一日お疲れ様です。
今日も皆さんは、色々と考えて行動し、
楽しいこと、悲しいこと、つらかったこと。
色々な体験と経験を行ってきたかと思います。
今日紹介していく作品は、そんな意志を
少し違った視点で見ていくような感覚も感じる
アドベンチャー系作品を紹介していきます。
今日紹介していく「いしころ」は
RPGアツマールにて2016年12月1日に
ZZ ZZZさんが公開された作品です。
「いし」であるアナタが「てっぺん」を
目指すという超短編作品です。
レベル上げや大きな冒険要素はありません。
てっぺんを目指すだけです。
高い高い山のてっぺんにむかって、
いしのアナタは登っていきます。
石だからこそ感じる、考えさせられる世界
本作品はとにかく石であるキャラクターを動かし、
山を登っていくだけの作品です。
プレイ時間は何もせずにクリアを目指せば
1分ほどですが、このゲームの醍醐味は
その過程にある様々なポイントを調べていくことにあります。
てっぺんに向かう過程には、
主人公と同じ石に関連するものがたくさんあります。
そのオブジェクトを調べていくことで、
主人公はいしだからこその立場で
色々と反応を示していきます。
反応自体は少なめですが、考え方によっては
哀愁漂うようなイメージのものから、
ダジャレを交えたようなものまで
「いし」に関連付けたものがたっぷり。
最初は何だこれ……と思うのですが、
色々な「いし」関連のものを調べていくうちに、
人間とかにも共通することがあるんじゃないかなーとか
思えるようになってくるような印象も感じられ、
何か深い意味があるのではないかと思ってしまうような
感覚を感じてしまいます。
「いし」という色々な変化や形状があるものを
主人公とし、それを通じて何か深いものを感じる感覚を
表現しているようにみえる点が特徴的に感じられます。
▲戦闘風の画面もあり。戦闘演出にもいしらしさがでています
まとめ
「いし」の立場で山を登る過程で
色々と考えさせられてしまうような要素を
詰め込んでいる哲学的な作品。
独特な雰囲気で作り上げられた世界観が
次第に哀愁にも感じさせるような印象を受け、
プレイが終わるとなんだかしんみりしてしまうような
感覚にも陥る気がしました。
もし自分が石になり、色々と行動できる石になったら
こんなことを感じてしまうのではないかとも
思える、哲学的な世界観を味わえるフリーゲームです。
→いしころ
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