○○しちゃダメと言われると、どうしても○○したくなる。
今日はそんな人間心理的なことで色々と
ゲームオーバー仕掛けを置いている短編ネタ死にゲー、
「帰宅勇者。」を紹介していきます。
帰宅勇者。は2017年7月2日にakitolaさんが
公開された超短編アドベンチャーゲームです。
ルールは簡単です。
マップ南にあるテントにたどり着けばクリア。
スマホに最適化されている画面になりますが、
マップは縦に長いような形式のマップのため、
目的地であるテントにたどり着くためには、
画面スクロールしなければたどり着けません。
ですが、動く敵がいるわけでもないし、
わかりづらい路地があって迷うような構成でもありません。
誰でも簡単にクリアができるのですが……
この作品には大きな特徴があるのです。
ダメなのわかってても調べたくなる仕掛けの数々
ただ単に何もせず、テントに向かえばいいだけなんですが……。
道中には、思わず調べたくなるような要素が満載なんです。
村人から宝箱、スイッチ、倒れている人まで。
RPGに慣れているプレイヤーであれば、あるほど調べたくなるような
ポイントがたっぷり仕掛けられているんです。
もちろん、ルールでは「調べちゃダメ」と書かれているのですが、
ついついダメって言われると調べたくなっちゃいますし。
調べるとゲームオーバーになってしまうバカネタゲーなんですが、
一つ一つ違う反応を見せてくれるので、
「これどんな反応で死ぬんだろう……」と、思わず今日も湧いてしまいます。
シナリオも簡易的で、エンディングも少しイラッと来るような
感じになっているんだけど、全体的に挑発的な感じの内容になっているので、
全体的な世界観らしい終わりも楽しめます。
ダメだってわかっているのに、やっぱりダメだった……。
仕掛けもたっぷり詰まっているので、死にネタゲーとしては
サクッと楽しめるフリーゲームです。
まとめ
触ったら死ぬだけのイベントがあちらこちらに仕掛けられており、
触っちゃいけないと言われるからこそ、調べちゃう。
やっぱりな(笑) ひでぇ(笑)
って感じを強く感じられるネタゲーム。
内容としては非常にシンプルなネタゲーになっていますが、
死にポイントもしっかりとたくさん用意されているので、
しっかりとユーザーや作風を考えて作られている印象も受ける作品です。
サクッとバカゲーがやりたい人にもいいと思いますし、
ハイテンションなツッコミとかが得意な実況者さんとかでも
取り扱いやすいバカゲーなんじゃないかなと思います。
くだらねーと思いつつ笑っちゃうような作品を
短い時間で楽しみたい人におすすめです。