夏は旅行やイベントなど、お金が出やすい季節。
一攫千金を狙うべく、宝くじかうべーさ!という人も
いるのではないでしょうか。
今日紹介していくフリーゲームは
「宝くじシミュレーター」をSLG的な要素も含んで
作り上げているこちらの作品です。
「もし宝くじを当てるまで買ったら」は
すりっぱさんが2016年12月31日に公開された
シミュレーター系の作品です。
宝くじが外れた主人公のミニ物語を描きつつ、
2016年のデータを元に、宝くじを年に指定枚数購入すると、
何年後に当たるか?というのをシミュレートすることができる作品です。
やりこみ要素やコミカル感を入れた、シミュレーター作品
さて、本作品は簡単なシナリオのADVとしても楽しめるのですが、
本筋はADVを見終えた後のエンドレスモードにあると思います。
エンドレスモードでは、実際に年に何枚購入するか?
という問いかけが出てきて、毎年何枚購入するかを決めることができます。
ここで決めた枚数は、2016年の宝くじ基準に沿って
計算が行われ、何年後に1等を当てることができたかを、
年数に応じた結果をコミカルに挟みつつ、表示してくれます。
実際に、それまでにどれだけの金額がかかって、
どれだけの損得になったのかも表示してくれます。
年の何枚購入するか決めて、結果は何年後に当たった……
という表記があり、その年後に応じて演出が変わります。
この演出自体は短いんですが、わかりやすく皮肉を交えていて、
くすっと思わず笑ってしまうようなブラックユーモア感があります。
また、運ゲーですがやりこみに繋がるような
実績システムもあり。
一回のプレイ時間が1分ほどなので、ついつい実績目当てで続けちゃう!
みたいな楽しみもありました。
シミュレーター的な要素を入れつつ、ギャグゲー感や
収集要素を意識させるようなシミュレーション要素を作り上げている点は
特徴的でユーモア溢れている印象がありました。
まとめ
確率などを利用して、結果を反映するシミュレーター要素と
ギャグゲー・収集要素のシミュレーション要素をうまく組み合わせた
個性的な作品。
さくっと遊べる要素で、実用的も兼ねつつ、
ゲーム的な要素を入れている点は勉強にもなる作品だと思います。
宝くじという題材で、結果反映とかもユーモア溢れているので、
パーティ的な時や、シュールコミカルな作品を実況したいときとかにも
楽しめるのではないかと思います。