今日はパワー型の男主人公、もしくはマジック型の女主人公のいずれかを選び、スタート地点で装備やパーティを編成し、スライムたちが待ち構えるダンジョン攻略のスピードを測定する「Speedrun Dungeon – Slime -」をご紹介します。
スピードランダンジョン製作委員会さんが2017年5月8日に
公開された、特定のダンジョンクリアを目指すRPG作品です。
プレイヤーは始めるとまず男主人公か女主人公を選択し、
村マップへ移動。
村マップで準備を整えていきます。
できる準備としては仲間を増やしたり、
属性の付いた武器を購入することができます。
準備が整ったらいざダンジョンへ。
村に戻ることはできないので、準備も重要な要素になってきます。
そして、ダンジョン攻略へ。
ダンジョン攻略中は、プレイ時間が記録されており……
ゴールした時間が出力されていきます。
良いタイムを記録してゴールを目指していくのが本作品の醍醐味でもあります。
初心者でも遊びやすい、タイムアタックダンジョンRPG
本作品では、簡易的なダンジョンをより短い時間で
ゴールしていくことを目指すような形式のダンジョンRPGになっています。
ダンジョンパートでは、ランダムエンカウントの
フロントビュー戦闘を採用。
意識して戦闘を回避していくことは難しいので、
どうパーティを組んでいくのかが重要になります。
また、準備を行う街では、装備品の他、
取得するスキルもお金を使って選んでいくことになります。
武器も属性武器ばかりですので、どの属性を選ぶかが重要。
全てに手を出すほどのお金余裕はないので、どこに力を入れていくのか、
何にいくら割り振っていくのかが重要です。
敵自体はあまり種類多くなく、有効な属性なども限られてきます。
直接攻撃での殴り合いになるので、どう立ち回っていくのか、
弱点をどううまく狙っていくのかが重要。
特に村パートでは、あるポイントに敵の弱点属性が
わかるような場面も用意されているので、
しっかりと計画的にお金を使っていくことが重要です。
ほぼ敵は殴るような行動しかしてこないので、
単純な敵の動きを理解して、どこでできる限り短くしていくのかを
考えていく楽しみもあります。
できる事自体は少ないので、考えて挑戦する系のRPG初心者向けの
作品という印象がある作品です。
ちょっと気になった点としては、マップの広さはもう少し狭くても良かったかも!
数分でクリアできるタイムアタック……というのをテーマにしているのかも
しれませんが、準備を行う街パートのエリアが広い感じなんですよね。
村エリア探索だけでも数分掛かることに対して、
意外とできることが少なめ。マップが大きいからこそ、
オブジェクトの数も体感的に少なく見えてしまい、
人によってはマップに作り込み不足感を感じてしまうかも!
サクッと挑戦できるような作品としては、
もうちょっとコンパクトなマップのほうが
スタートダッシュも早くなり、テンポ良い作品で
遊びやすさが高まる印象を受けました。
まとめ
ゲーム初心者でも遊びやすい、自己満タイムアタック系の作品。
冒頭からキャラ選択ができたり、準備も自分の選択で選べるような
ポイント・要素もあるので、どんなことをやればスピードアップに
繋がるかな?と想像して選んでいく楽しみがあります。
一方でダンジョンは手堅い感じになっており、
クリアはしやすく、多少のミス設定をしてもクリアできるような
構成だったのは、遊びやすさを感じることができました。
タイムアタック作品ってどんな感じなのかな?
と思う初心者プレイヤーさんに向いている作品です。