今日紹介していく作品は、練習を兼ねて制作されたということで
タイトルもそんな感じに見えますが、しっかりと遊べる要素を
抑えている印象のこちらの作品です。
2017年2月16日にのぎへっぺんさんが
RPGアツマールに公開された作品です。
ルールは簡単、
迫り来る敵に接触しないように行動しながら、
マップ上にある4つのボタンを押すという、
避けゲームです。
右上の赤い穴みたいなのが、ゴール地点です。
右側にいるのが敵、左下にある赤い丸がボタンです。
この大きな敵を避けながらワンマップの中に散りばめられた
4つのボタンを押していきます。
炎のようなものはワープ機能。
触れることで離れた特定ポイントに移動できます。
敵の速度と自キャラの移動速度が同等なので、
うまくワープ機能などを使いつつ、ボタンを押して
ゴールを目指していきます。
基本に忠実で意外と遊べる! 完成度の高い初心者ゲーム
さて、このゲームは
『敵から避けつつチェックポイントを押す』
という、基本的な避けゲーになっていますが、
基本に忠実ながらも細かい点まで丁寧にバランス取りが
行われており、サクッとシンプルな避けゲーを
楽しめる良質な作品でした。
敵を避けていくだけというシンプルなルールですが、
ワープ機能に加えて微妙に入り組んでいるマップ。
うまく敵との間合いを取りつつ、
時には待って、時には駆け抜ける。
オーソドックスなゲーム性だとは思うんですが、
このゲームバランスが絶妙な感じになるように
マップ作りやギミック配置している印象で、
遊びやすく、ついやられてもいけそう!と思える感じで、
クリアを目指したくなっちゃう感じがしてしまいます。
さらにこのゲーム、敵のグラフィックがどんどんと
変化するような演出も入れています。
ネタゲームなどでよく取り入れられることもある演出ですが、
待つタイミングも必要となる本作品においては、
この変化するグラフィックのお陰で、キャラが止まっていても
大きく画面の変化を作る出しており、同じ色合いばかりの
退屈画面という印象を大きく減らしてくれています。
シンプルなんだけど、この絶妙なゲームバランスや
キャラ演出によって大きく変化が見える画面作りは、
良作なレトロゲームのような感覚で、とても楽しむことが
できました。
こういうシンプルなゲームでこの絶妙さを作り出すのは
実力派のツクラーさんでも難しいんじゃないかなぁ……
とも思えます。
個人的には非常にレベルの高さを感じる
避けミニゲーだと思いました。
まとめ
レトロゲーム的な印象も受ける、
シンプルルール&絶妙なゲームバランス、
そして画面の変化演出でファミコンゲームのような
待ちプレイ中もちょっとした動きがあって、
世界が止まっていない感覚を感じられる
良質なミニゲーム。
一見大雑把に見える作品かもしれませんが、
細かい点まで絶妙なバランス加減があり、
しっかりと遊べる要素も確立しているミニゲームだと思います。
この作品が好きなあなたへお勧めのフリーゲーム
準備中です。
- パンプキンヘッドとお菓子の迷宮
- BeyondTheSouthOcean
- 海と大地のクリスタル
- 準備中です
- 準備中です