今日はほんわかできるアドベンチャーゲームを紹介していきます。
紹介していくゲームは、「村が、トマトまみれになる呪い」を解くために
主人公が奔走する『トマトビレッジ』です。
ゆめのか(96pink)さんが2017年5月3日に
RPGアツマールへ公開されたアドベンチャーゲームです。
同時期にPLiCyさん、ふりーむさんでも公開されています。
元々RPGツクールVX Aceで作られていた作品を
プラウザでも遊べるようにリメイクされた作品のようです。
トマトビレッジは、魔法使いでもある主人公が、
ある日村で見かけない人物に声をかけたところから
物語が始まっています。
その人物はおばけらしく、主人公以外には
見えないそう。さらに、お化けの話によれば、
村にとある呪いをかけたそうなのです。
それが……。
この村で育ててる作物が
全部トマトになる呪い!!
タイムリミットは、夕方まで。
主人公・リリーはトマトの呪いを防ぐため、
村人達から情報を集めることにします。
本作品は小さな村を舞台に、キャラクターを動かして
村人達からの情報を得て、呪いのもとになっている場所を
探しに行く、探索要素の強いアドベンチャーゲームです。
村人達から話を聞くことで、村の最近の出来事や
呪いに関係ありそうな場所に関する情報を得ることが出来ます。
プレイヤーは呪いがありそうな場所を探しつつ、
呪いを解くために村人達から協力してもらい、
呪い発動を防ぐために行動していきます。
ほんわか! まったりできるチャーミングな短編ADV
さて、本作品10分程度でクリアができる
ミニアドベンチャーゲームだったのですが、
柔らかいような世界観を見事に短い時間で感じられ、
とてもまとまっている優しい世界のADVでした。
基本的には情報収集がメインで、
簡単な入力・選択肢が少しある感じなだけですが。
前半で情報を集め、後半で集めた情報を元に
呪いの本筋へと辿っていくような内容がよくできていて、
進みだすと一気にトントン拍子な感じで行く様子と、
ほのぼのさで軽快なテンポでリラックスした雰囲気で
楽しむことができました。
主人公と村の人々の仲良しさが伝わってくるような
会話が散りばめられており、読み進めていくだけで
ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。
一方で、それが広範囲化されてくるケースもあり。
村人との雑談が物語解決へとつながっていく様子が感じられ、
ついつい笑みがこぼれてしまうような癒され感があります。
マップ自体は広くないので、総当たりでプレイしても
そんなに時間は掛かりません。
さらに、中盤からはヒントをくれるキャラも登場するので、
わからなかったお話を聞くこともできます。
なんともこのほんわか感がゲームの中で統一されており、
始終優しい世界を感じられ、なんとも心が癒やされるような
まったり感がありました。
まとめ
優しく、和やかな雰囲気で癒されるADV作品。
効果音の入れ方や画面の見せ方も丁寧で、
ゲームの言葉一つ一つも癒やされるような世界観。
短い時間ながらも、まったりとした世界観を
テンポよく楽しめ、ふと笑みがこぼれてしまうような
雰囲気を感じられる作品でした。
個人的にはひだまりスケッチとか、ご注文はうさぎですか?とか、
まったりできるような作品が大好きなので、
短い時間でここまで感じられたのは大満足でした。
まったりとした優しい世界観で癒やされたい時などに、
プレイ時間も短いのでおすすめしたいADVです。
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