今日紹介していくゲームは、ガチな方のクソゲーで、
食事時には遊ぶの危険な下ネタ満載のアドベンチャーゲーム
「ザ・糞野球」です。

ザ・糞野球

2017年6月21日に森田哲雄さんが公開された
7、8分程度の読み物系フリーゲーム。

物語を読み進めるのが基本で、一部場面繋がりや
話しかけて情報を収集するためにキャラ移動を行う必要がある
アドベンチャー主体の作品です。

汚い系の下ネタが多いので、汚い系のネタがだめな人や
食事中の方は、かなり要注意な作品です。

物語は、外国人が多くなってしまった野球界に
とあるルールが設けられたことから始まっていきます。

新しく設けられたルールによって、主人公は才能がありながらも
野球を続けていくことができなくなってしまいました。

そんな彼に舞い込んだのは、商店街の草野球チームの監督を
やってほしいという打診でした。

相手は長年のライバル、上野森商店街。
その上、負けた方は全員が死ぬという、なんとも破天荒なルール。

監督して、主人公は再び野球に貢献できるのでしょうか。

本作品は続編が予告されている形で終わっており、
勝負直前まで楽しむことが出来ます。

人を選ぶカオスゲーだが笑わせる仕掛け・動きの要素は注目


まず本作品繰り返しになりますが、
タイトルからも想像できる汚い系の下ネタが満載に
使われているので、汚いワードがダメな方、
そういうネタでコミカル感を出すのが嫌な方には向いていません。

少し大人向けのネタもあるので、対象年齢難しい気もするのですが、
小学生高学年~高校生ぐらいのほうが楽しみやすいかもしれません。

とにかく登場人物や世界観が、はっちゃけています。
キャラは濃いし、動きや野球の新ルールもぶっ飛んでおり、
カオスゲート言わず何と表現していいのか。

全体がとにかくひどい(笑)
なんだこれと思えるような設定があちらこちらに
撒かれています。

一方で面白いポイントは、真面目に書いているシーンもあること。
野球を懐かしむような要素では、しっかりと現実の実況に近い
メッセージとともに、独特の世界を組み込んでいます。

ライバルの登場や、練習風景と行った定番要素もあり。
練習風景では、しっかりと練習しているさまを丁寧に描いている
印象はあります。

そしてもう一つ面白いのが、ツッコミどころも多いことなんですよね。
上のように、「えっ、ホームランじゃないの?」みたいな、
細かいツッコミどころが多く、思わずツッコミが口から漏れてしまったり、
えええっ!!!(笑)と思えるような要素も多かったり。

下ネタゲームなので、一見下ネタでゴリ押ししているように見えるのですが、
うまく描くところはしっかりと描いているからこそ、
ギャップを感じられ、あえてつっこませるようなポイントも組み込んでいるという、
意外としたたかな感じにも見える、特徴的な作品でした。

まとめ


クソゲーなのでアレですが、クソ耐性のない人には絶対プレイしないことを
推奨するぐらい癖の強い作品。

しかし、下ネタ系のネタで押し切っているように見えながらも
ツッコミのポイントや世界観をしっかりと描くポイントは描くという
ギャップやネタ仕掛けがうまく施されており、
くだらないように見えながらしたたかさも感じることができる
特徴的な作品です。

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