最近では防犯上、子どもを留守番させておくときに
あえて居留守を使うようにするご家庭も多いそうです。
留守番って、一人ですから危険性も大きいですよね!

今日は先日の「勇者御一行様殺人事件」に続いて、
昔プレイして面白かった記憶のある作品を再度プレイして取り上げる第2回として、
ツクール2000製のSTGアクション「留守番野郎」を紹介します。

「留守番野郎 Refine Version」は2004年7月に
SCGF.NETさんがリメイク公開されたSTGゲーム。

ダンディな少年・マイケルが留守番を頼まれるという、
どこにでもあるような普通の家庭のようにみえる場所での
お話なんですが……。

まさかの生存率!

様々な訪問者がやってくるので……。

あなたはマイケルとなり、来る訪問者から
家を守り通さなければいけません。

無事に留守番をこなすことができるのでしょうか。

本作品は来る敵から、射撃装備を使って敵を撃退していく
シューティングゲーム。
プレイヤーは的をうまく標的に合わせ、決定ボタンで
射撃を行い、家を守り通すことを目的としています。

武器の中には、弾数が決まっているものもあり。
弾切れになった場合は、リロードせねばならず、
リロード中は攻撃もできません。

途中リロードもできず、また武器によって球数も変化。
うまく敵を倒していくと同時に、弾数も気にしなければいけません。

ステージ式のような形式になっており、
各ステージで装備などは固定。

敵を狙い撃つというのが基本になりますが、
各ステージ敵の配置やルールも異なるので、
うまく狙い撃っていかなければいけません。

ワイルドなギャグゲー × アクション性豊かなSTG


さて、本作品は十数年前の作品となりますが、
ギャグゲー感を出しつつも、アクション性が本格的な
ガチゲーとして上手くまとまっている点が凄いと思います。

最初は練習のステージから始まり……。

色々な敗北条件・敵の動きのステージが用意されています。
弾数ギリギリなものから、一発で仕留めなければいけないステージ、
リロード不要のステージなど。とにかくステージが多彩で、
比較的難易度高めを基軸にしつつも徐々に難しくなっていきます。

キャラクターが来い親子の会話が冒頭から展開していきますが、
途中ではお父さんまで登場。

お母さんを守るようなステージもあります。

いずれのステージも、ある程度動きが決まっているので、
アクションとして上手く立ち回るのはもちろんのこと、
繰り返しプレイして覚えていくことで有利になる点もある。

留守番という一般的な行動を過度に表現してワイルドな
ネタゲーにしつつも、ゲームとしてはしっかりと遊べるような
形式にしている点は、展開に笑いつつも、ガチでやりごたえのある
ゲーム感も味わえます。

迷彩柄のゴール表示、銃らしい射程感なども再現されていて、
細かいところにもこだわりを感じる作品。
十年以上の前の作品になりますが、大げさでコミカルなストーリーに
しつつも、ゲームとして遊べる作品として作り込みも感じられる、
レベルの高いフリーゲームだと思います。

まとめ


留守番という、危険性を伴うという社会的な感覚を
利用して、大げさに、ワイルドなストーリーとして表現している
コミカルな印象の作品。

一方で、ゲーム性もSTGゲームとして特徴的なステージの数々を
用意しており、やりごたえも感じることができる作品です。

ネタゲー的なストーリーになっている一方で、
ゲームとしてはガチ感もあるやりごたえという、
強いギャップも持つので、実況などにも向いている
ゲームなんじゃないかなぁ……とも思います。

ツクール2000製でダウンロードプレイもできるので、
ぜひ世代を超えて楽しんでもらいたい作品だと思います。

ダウンロード(ふりーむ)

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