今回紹介していく作品は、RPGアツマールでは
まだまだ少ない長編クラスの王道RPGである
「アーチフィンドソード」です。

アーチフィンドソード

なってぃーさんが2017年2月21日にアツマールへ
投稿された作品です。
調べた限りでは、初作品らしいですね。
完成おめでとうございます。

初作品で長編って、結構地雷作品も多いのですが……
今作品は王道的な要素と丁寧さが相まって、
したたかさも感じる印象が強く、オーソドックスRPGが
好きな方には見てもらいたいなーとも思える作品。

まずは簡単なシナリオから。
物語は昔、赤ん坊だった主人公が父親とともに
ある村へと流れ着くシーンから始まります。

父とともに鍛冶屋として村で育った主人公。
流れ着いてから17年のときが過ぎ、
村人達とも平和に過ごす日々が続きます。

そんなある日、今日は村のお祭りの日。
主人公は村長の依頼により、村長の娘・ルナとともに
村への買い出しを頼まれます。

しかし、村への買い出しがきっかけで、
魔物たちから目をつけられてしまうことになったルナ。
村を襲撃した魔物によって、ルナがさらわれてしまいます。

父の機転により、なんとか生き残った主人公(名前変更可能)。

さらわれたルナを救うため。
村を滅ぼした魔物たちを探すために、
旅立つことになります。

本作品はフィールドマップを移動していき、
ダンジョンなどを攻略して物語を進めていく、
オーソドックスなRPG。

戦闘はランダムエンカウントを採用。
フロントビューのターン制バトルを採用。

特に目立ったシステムなどはないので、
レベル上げや装備購入を行いながら
味方を強化し先へと進んでいくという、
昔ながらのRPGが楽しめます。

ランダムエンカウント率は、気持ち高いかなぁ……という感じ。
ですが、序盤から魔物出現を抑制するアイテムも
販売されています。

エンカウント率を変化させるような技も
序盤から取得するため、
こういった要素をうまく使うこと前提でバランスが
取られている印象があります。

「魔物を倒す」「連れ去られたヒロインを救う」という
目的の元、旅をする過程でトラブルと出会い、
解決に尽力していく……というのが基本的なスタンス。

旅の過程で仲間が増えていき、
少しずつ物語の本質や背景を知っていくというような
まさに王道的な感じ。

ツボが壊せたりするような要素も。
雰囲気的には、ドラクエ6に近い感じの傾向を
受けるかなぁ……という感じが個人的にはします。

王道の丁寧さとプレイしやすさも意識したしたたかさに注目


そんな本作品、まず注目してほしいのは
王道RPGとしての丁寧さ。

やや顔グラの処置には粗さがありますが、
王道RPG部分は非常に丁寧な感じです。

冒頭部分には操作方法を確認できる
ポイントがあることを始め……。

初回の戦闘では、基本的な戦闘ながらも
簡易的な解説が付属。

わかってるよ!と思える説明なんですが、
コンパクトにまとまっているため、
プレイ慣れしている人にもストレスがないレベル。

マップの作りも丁寧な印象。
RPGアツマールのRPGはスマホ向けも意識して作るように
運営側も推奨しており、一般的なRPGをやりたい!と思っても
コンパクト過ぎて世界観狭く感じるRPGも多くて
やや王道RPGはやりにくい印象があるのですが……。

この作品は、スーファミとかの程よい
世界の広大さを感じさせてくれるような雰囲気と
オブジェクト一つ一つまで意識して配置されている印象があり
スーファミ世代のRPGをやってきた自分としては
非常に好感を持てます。

王道らしい展開も抑えており、
昔のドラクエのように、典型的なRPGをやってる!
というのを感じさせてくれます。

一方で、プレイしやすさを意識されている
したたかさもあります。

例えば敵の強さ。
新しいゾーンに入ったばかりでは
やや強く感じますが、
装備を整えさえすれば、比較的余裕レベルの難易度。

RPGが得意な人であれば、少し装備をケチって進めることも
できますし、苦手であればしっかりとレベル上げ&装備購入を
していけば十分クリアしやすいゲームバランス。

ザコ敵との戦闘は、2~4ターンぐらいで
終わることが多いので、テンポもいい感じです。

仕掛けなどがあるマップなどでは、
現状をわかりやすくする配慮も。

ダンジョン攻略後に会話イベントがあった後には
しっかりと回復処置をしてくれているような配慮も多め。
大きなダンジョン攻略後は新しい施設がすぐ近くにあることが
多い。宿屋も安め、常時セーブも採用。

序盤だけステータス異常の不運がすごく重なりすぎると
ちょっとむずかしく感じる可能性もあるので、
一人パーティ時はこまめなセーブを意識してほしいですが
数分レベルの範囲を除けば、程よさを感じる難易度です。

まさに王道的なRPGをやっていると感じさせてくれる一方で、
しっかりと長編に対してのストレスなどを感じにくいような
意識が取られているRPGです。

まとめ


じっくりと腰を据えながら時間を掛けて冒険していく
昔ながらの要素を感じるRPG。

王道的な展開による熱さも用意する一方で、
初作品とは思えないしたたかさもあり、
オーソドックスなRPGを追求されているような感覚の
フリーゲームです。

特殊なシステムなどは無いので、
育成ややりこみといった要素を意識される
作品好きには向いていないと思いますが、
SFC前半とかのRPGが好きだった人であれば
この王道的な雰囲気と絶妙なしたたかささは
かなり楽しめるておすすめです!と言いたいRPGです。

アーチフィンドソード

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