今日取り上げていくRPGは「ステルスゲー」に
うまくやりこみ・周回要素を取り入れている
「ぷりんセス」です。

ぷりんセス

2016年12月4日にあぐりさんがRPGアツマールへ
投稿されたRPG作品です。
2016年年末に開催された、ニコニコ自作ゲームフェスMVで
ツクール賞も受賞された作品です。受賞おめでとうございます。

このゲームの物語は、勇者(主人公)が魔王城にたどり着いたところから
始まっていきます。事前に王様から魔王城についたら手紙を読めと言われた
勇者は、魔王城前で手紙をあけてみます。

そこには、「姫がさらわれたから連れて帰って」という事実と、
大人気のお店の「プリン」。
しかし、あまり強くない勇者では、魔物たちに太刀打ちできません。

プレイヤーは勇者を操作して敵に見つからないように行動し、
姫様救出を目指していきます。

本作品のメインシステムはステルスゲー。
スニーキングゲームとも呼ばれることがある、
敵に見つからないように行動していくアクションよりの
RPG作品になります。

勇者はとても弱いので、太刀打ちすることは難しい!
(初回は戦闘したらフルボッコ)

敵の視点に入らないように進んでいくことが重要になります。
イメージ的には、ゼルダの伝説 時のオカリナで、
ゼルダ姫に会いに行くシーンに近い感じでしょうか。

マップ上には敵の視界が確認できるようなアイテム、
ダメージを与えてくるようなトラップもあり。

勇者は無事にお姫様を連れ出すことが
できるのでしょうか?

ステルスに周回要素を組み込んだ着眼点がすごい!


本作品は敵の視点や動きをよみつつ、
うまく侵入していくというスニーキング要素も
非常に面白い作品なんですが……。

ぷりんセスの魅力を語るのであれば、
ステルスゲーにRPGの周回的な要素を組み込み、
繰り返し遊べるような仕掛けを作り出しているのが
とても独創的で面白い特徴になっています。

それがこの装備。
城の中には、装備が隠されており、弱い勇者でも
装備を取得することで、ある程度……本当にある程度ですが、
戦うことができるようになります。

周回プレイを行うことで、装備が手に入った状態で
周回できることに加え、周回を繰り返して武器を重複して
手に入れていくと、武器自体もパワーアップしていきます。

そのため、1週目では戦うことができなかった敵相手でも
立ち回ることが可能となり、レベル上げとかもできるようになります。
能力が上がっていけば、ここは魔王城。

お姫様を救出する以外のエンディングを狙うこともできるのです。

周回して能力が上がっていけば、ステルスとして奥へ進む方法も
邪魔な敵は薙ぎ払っていけばOKなので、テンポも上がっていきますし、
レベル上げ・味方の強化といった新しい楽しみも出てきます。

1週目は純粋なスニーキングゲームとして、
2週目以降はレベリングや育成要素のあるRPGとして
遊べるというような仕掛けは、他のゲームではない、
独創的な楽しみ・本作の魅力だと思います。

まとめ


トラップや敵の動きなどもしっかりと考えられている
ステルス・スニーキングアクションのゲームに加え、
周回要素でRPG的な楽しみを取り入れ、何度も遊べるような
仕掛けを取り入れている点がとても面白いフリーゲームです。

どうしても一度覚えてしまうと繰り返しプレイがしにくい、
ステルス系のゲームに上手く周回要素を組み込んでいる点は
凄いと思うので、ぜひツクラーさんとかに制作の勉強とかでも
プレイしてみるといいんじゃないかなーとも思える作品です。

ぷりんセス

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