個人的に戦略的に考える要素がある作品とか、
育成的なゲームとかが結構好きだったりするんですが、
それと同じぐらい「シンプル」な面白さがある作品が
好きだったりするんですよね。
今日紹介していくゲームは、
ただ数を数えるだけという単純なルールながら
ツクールでできるお手軽な要素を使って
難しさを取り入れている「ねこあつめる」です。
ねこあつめるは2017年4月19日に
コンガリオンさんがRPGアツマールへ投稿された
短編ゲームです。
動画投稿などを行われている学生さんグループみたいですね!
創作活動全般にも精通されている制作者さん達みたいです。
今回紹介していく「ねこあつめる」は
ただ単に猫の数を当てていくというだけの単純明快なルールです。
制限時間内にフィールドにいる猫を数えて、
数を報告するだけなのですが……
絶妙な感じに木が邪魔して、
上手く見えないことが!
(縦方向向いていると全然見えない)
簡単そうなゲームやん!
と思って最初ガチにやったのですが、
まさかの最初からミスをするという結果でした(笑)
猫達は動き回っているので、
見にくい位置などの猫ちゃんがうまく動いてくれることを
願いつつ、素早く動く猫達を重複しないで数えるようにする。
制限時間による逼迫感やランダムによる変化が
単純なルールのスパイスになっている感覚を受ける作品です。
シンプルルールに変化と緊張感
さて、このゲームの特徴は、シンプルなゲームルールに、
ツクールとしては簡単に作成できる「木」を上手く配置し、
移動速度の変化などをつけて、シンプルなゲームの中に
難しさを作り上げている点だと思います。
数を数えるという要素に、ツクールの木による見えにくさを
組み合わせ、かつ秒数も1プレイ20秒という長くも短くもない程々感。
個人的には地味に難しい感じで程よいゲームバランスが
取られていたような印象がありました。
ステージをクリアすると、数える必要がない
鳥のキャラクターなども登場。
こういう変化があるのも嬉しいポイントですね!
個人的にはこういう誰でも理解できるというシンプルさと
シンプルな中にしっかりと「見えにくい」というゲーム障害を
取り入れている点は好感が持てました。
話しかければいつでも答えが出せるので、
さっさとわかったときには答えが出せる点もいいですね!
長くプレイできる仕組みは欲しかったかも!
気になった点をあげるとすれば、
長くできるプレイの仕組みはもう少し欲しかったかも!
ちょっとした変化はあるのですが、
クリアしても簡単なおめでとうメッセージのみ。
また、記録も正解した回数だけが表示されるような感じ。
ゲームパートではBGMも無いので、ちょっとさびしく見えてしまう
感じがあった印象がありました。
最初からガチ難しい難易度が確率で発生するようなケースも
ちょっともったいない感じがしました。
シンプルルールで気軽さはあると思うのですが、
いきなり難しいのにぶつかってしまうと、
正解した喜びを知らないままに心が折れてしまいそうな
感じがしました。
最初はもっとプレイヤーにヨイショしてあげても
良かったんじゃないかなぁ……とか個人的には思いました。
まとめ
数を数えるというシンプルなルールに、
シンプルに作れる要素で上手く難しさを追加し、
ゲームとして確立しているミニゲーム的な作品。
マップを観察し、予測する点などは
脳トレにも精通するような要素があり、
シンプルながらも意外と難しい!と思えるような
要素のあるミニゲームでした。
ややゲームバランスややりこみの点では
スキがあるような印象も受けますが、
短い時間で作ったゲームのようですし、
拡張性もあるようなアイデアの作品だったと思うので、
今後も楽しみな制作者さんだと思います。
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