今日紹介していくフリーゲームは
五目並べと似たルールの対戦パズルゲーム、
「Floor Factor(フロアファクター)」という
ゲームを楽しむことができる作品です。
2016年11月27日にフェルミウム湾さんが
RPGアツマールに投稿された作品で、
「.GM」さんという方が考案した同名の
パズルゲームを楽しむことができる作品です。
自分も元ゲームは知らなかったのですが、
シンプルながら奥深さも感じるパズルゲームです。
ルールは非常に簡単です。
オセロのようなマス目で構成された盤上の上に、
お互いが自分の番で1つずつ、同じ絵柄の石を置いていきます。
そして、横や縦、斜めなど。
連続して4つ以上、石が並ぶように置けたほうが
勝利というルールです。
自分の石を5つ以上並べるという、
五目並べに近いルールでしょうか。
面白いポイントは、敵と味方が同じ石を置いていく……
という点にあります。
敵味方が同じ石をおいていくので、
自分と敵の置いた石をしっかりと観察し、
うまく自分の番で4つ以上並べられるターンを
回せるように盤上へ配置していくかという、
敵との心理戦がとても熱いゲームです。
リーチ!というようなかけ声は
あえてないような設定なので、
敵のミスもしっかりと見極めつつ、
勝利を目指していくという、
知能的な戦いを楽しむことができるゲームです。
シンプルかつ奥深い! プレイしやすいカスタマイズも最高
さて、本作品は敵味方同じ石を置いていき、
4つ並べるだけというわかりやすいルール。
ルールの説明をしつつ、実際に触りながら
学んでいくことができるチュートリアルもしっかりと
用意されているので、1分もあればすぐにルールを
理解できるのではないかと思います。
また、実際に遊ぶモードでもカスタマイズ性が充実。
コンピュータ対戦であれば、敵の強さを選ぶことができるのは
もちろんのこと、盤の大きさや持ち時間なども設定できるので、
最初は弱めの敵相手に小さい盤でプレイしていき、
ルールに慣れてきたら、上位レベルへと切り替えていく。
敵の強さもしっかりとバランス取られているので、
初心者プレイヤーから上級者プレイヤーまで
しっかりと楽しめるような仕組み作りが行われています。
対戦ゲームですから、友達と同じ機種を使って
遊べるような対戦モードも用意されているのも、
個人的に好感を持てました。
また、本作品は3Dモードというのも用意されています。
ルールは4つ以上並べるという同じルールなんですが……。
立体になることで、視覚的な印象が大きく異なり、
見下ろし型の2Dとは異なる空間把握を意識して
対戦に挑むというような遊び方もできます。
もともとルールが確立されているゲームということですが、
元を知らない初心者でもわかりやすいやすいルールを細かく説明し、
非常に細かいカスタマイズ性で自分の背丈にあったプレイができる。
そして、同じルールで視点を変化させる2つのモードにより
より広い楽しみ方を味わうことができる。
個人的には数百円レベルの商業パズルゲームに
負けないほどレベルの高さを感じるフリーゲームだと思いました。
将棋とか囲碁とか、五目並べとか。
盤上にコマを置いていくようなスタイルのゲームが
好きな人にはぜひプレイして欲しいフリーゲームだと思います。
まとめ
「Floor Factor(フロアファクター)」というシンプルルールな
対戦パズルを誰でも楽しめるように再現している良質な対戦パズルゲーム。
チュートリアルによる解説や難易度につながるカスタマイズ性が
充実し、少し異なる遊び方ができるモードも用意されており、
しっかりと特定のパズルゲームを誰でも遊べるように考えて
制作されている、凄いゲームだと自分は思っています。
盤を見つめながら考えていくボードゲームやパズルゲームが
好きな方はもちろんのこと、パズルゲームを制作しようと思っている、
もしくは既存のボードゲームをシンプルに再現してゲーム制作を
しようと思っているゲーム制作者にはぜひプレイして欲しい作品です。
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