エスケープコンクレイヴの紹介とプレイ感想

RPGツクールでゲームを制作する場合は、
置かれているものなどを調べた時に出るような
台詞も自分で制作していかなければいけないので、
作品によって置かれているものの反応が多い・少ないの
差がすごく激しかったりするのですよね！

あまり作りこまれていない脱出ゲームだと、
調べて何かしらメッセージ出るのは将来的に使うギミックだと
わかってしまうきっかけになったりもするので、
どこまで作者さんが作り込んでいるか～というのも注目ですし、
関係ないもので表示させるメッセージで作者さんのユーモアさが
わかったりもします。

今日は、探索を繰り返していくような短い脱出ゲームですが、
細かい台詞表示とかも丁寧だった「エスケープコンクレイヴ」の
紹介とプレイして楽しかったポイントなどを書いていきたいと思います。

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エスケープコンクレイヴは2016年9月11日に
まじかる☆すふぃあさんがふりーむにて公開された
超短編脱出ゲームです。

参照：ふりーむDLページ

謎の部屋で目覚めた女の子が部屋から脱出するために
部屋の中を調べていく、探索要素の強い脱出RPGです。

ストーリー＆システム

本作品は、見知らぬ部屋で少女が目覚めたことから
ゲームが始まっていきます。

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その部屋には出口がありません。
プレイヤーは彼女を操作して、部屋からの脱出を目指していきます。

本作品は、戦闘などがなく、部屋にある小物を調べて
脱出ルートを探していく、探索要素の強い脱出ゲームです。

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短いオープニングが始まると行動が可能となり、
同時に右上に制限時間が表示されます。
プレイヤーは3分以内に彼女を操作して脱出しないと、
ゲームオーバーになってしまいます。

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基本的には部屋にある物を調べ、手に入ったアイテムを使って
新しいアイテムを手に入れていくことを繰り返していくような
作品になります。持っているアイテムは画面左側にアイコンで
表示されていきます。試しにネコ耳を取ってみると……

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左側にネコ耳を現す、鈴のマークが追加されました。
ネコ耳の場合は、歩行アイコンも軽く変化して可愛い……。

色々なポイントを調べられると同時に、
アイテムを所持している場合にのみ開けられる扉や
棚もあるので、部屋にあるポイントを調べながら
ワンマップで構成された謎の部屋から脱出を目指していきます。

短いながらユーモア反応も見えるまとまりの良い短編脱出ゲー

本作品は制限時間3分という、ウルトラマンレベルの制限時間で
脱出するゲームですが、脱出に直接関係しないものなどにも
台詞などを用意しており、かつ細かい反応があるものなども
用意されていて、短いながらも凝縮している印象で楽しめました。

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例えば空のツボ。
調べると持って行きますか？みたいな表示が出るので、
おっ、まさかこのツボをどっかに置いたりするのかなーとか
思いきや……

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……

まぁ、そうですよね。実際ツボ持っていくのって大変ですもんww

ワンマップで小物自体少なめなので、そこまで反応の数自体は多くないですが、
探索よりの脱出ゲームということで色々と細かいポイントを
調べることが多くなるこの作品のようなゲームで、
こういうちょっとした表記などをたくさん入れてくれていることは
ユーモアな感じにも見えて、楽しみながらプレイできました。

時間制限もありますが、比較的時間に余裕はある作品ですので、
色々な物を調べながら進めると楽しい作品です。

目的の説明は欲しかったかも！

1点気になった点をあげるとすれば、
目的の説明がゲーム内に欲しかったかも！

「ここはどこだろう」という、見知らぬ場所である
状況だけが説明されてゲームプレイ開始になるので、
ゲームの説明文とかを読んでいないと、
いきなり知らない部屋に投げ出されてどうすればいいのかな？
と思ってしまう可能性もあったと思います。

テンポ重視で簡略化していると思うのですが
制限時間に関する理由付けとかもなかったので、
例えば軽く
「お腹すいたし、早く帰らなきゃ！」みたいな、
脱出する理由と制限時間の理由付けになるような
簡単な一言でもあると、プレイヤーとしての目的や
制限時間の背景がわかってより自然とゲームに挑める気がしました。