年明け一発目のフリーゲーム紹介&感想の更新になります。今年もプレイした作品を少しでもご紹介していくと同時に、色々な形でのご紹介できないかなぁと思っています。
今年の紹介ですが、今年から少し動画も使ってゲーム紹介していければと思っています。実際にプレイ中の動画も撮影していきます。実際にぶつぶつぼやきながらのゲームプレイを撮影していますので、ゲームの雰囲気を確認したい方や、制作者さんでどの辺詰まってるのかなぁ……という人向けの参考になればいいなー思っています。
そんな動画連動公開で紹介していきますのは、リクエスト頂きました「義賊は這い上がる」です。
悪い噂を持つ商人の家へと忍び込んだ主人公でしたが、見張りに見つかってとらわれてしまいます。普通は処刑されてしまうようですが、ちょうど見張り達の中では「入ってから出られた者はいない」という洞窟が噂になっており、主人公はその洞窟へ入るように促されてしまいます。
洞窟には謎解きギミックや主人公に迫る骸骨が。無事に主人公は生きて出ることができるのでしょうか。
「義賊は這い上がる」はトンカチさんが2017年10月にふりーむさんで公開された謎解きアドベンチャーゲームです。謎解きをベースに、一部エリアで敵を避けていくような避けゲー要素もあります。
謎解きはヒントを元にナンバーを当てていくものが中心。その他には当たると即死になるような敵をどう避けるか、トラップに当たらないように動いていくと行ったアクション要素も交えた謎解きアクションが楽しめます。
義賊は這い上がるのプレイ動画
本紹介を書くにあたって実際にプレイした時のプレイ動画です。
ゲームの雰囲気を知りたいときや、脱出ゲーム的にどんなところでユーザーが詰まるのかぁとかのいち参考に役立ててもらえればと思います。
知識と閃きを活用した謎解き要素
本作品は洞窟を舞台に、謎解きを行いながら進行をしていくような形式のゲームになります。脱出するという目的に元に進行していくゲームになりますので、謎解きが鍵になると思うのですが……。
謎解き自体は暗号文やアクション要素を伴うものなど、多彩なラインナップになっている印象がありました。
ややナンバー当てクイズは多いのですが、その数を探す謎解きが多彩。解読しなければいけない文章とヒントがあって、その内容から数値を考えていったり。
ヒントを元に地形などを観察してみたり、知識面から想像してみたりと。
鉄板ネタだけではなく、珍しいスタイルの謎解きやギミック突破もあったと思います。
中には初見殺しなトラップもちょくちょく出てくるので、次は知識系で攻めてくるのか、死にゲー的な要素で攻めてくるのか。多彩な手法で攻めきてくれるような要素が魅力的な作品でした。
やや英語的な知識を求められる箇所もあるので、若干な知識と閃き、そして観察力。全ての要素がうまく絡み合うような謎解きも入れると同時に、クイズ番組とかで出てくるような解読もあって、やりごたえのある謎解きを楽しませてくれます。
ややヒントが少ないので、どちらかと言うとうーん、と考えつつガチで謎解きを挑みたい人向けの色合いが強いかなぁ。わからないもやもや感が強く残る可能性があると思います。
ゲーム自体はマルチエンドですが基本的に一本道なので、シナリオとかにあまり興味のない純粋に謎解きをしたいときにも良さそう。自分のひらめき力を試し、悩みながら進めていき、わかった時にはそういうことか!と思えるようなやりごたえのある謎解きを楽しめる短編作品です。
まとめ
やや難しめにも感じる謎解きゲーム性を重視した短編アドベンチャー作品。
ナンバー当ての比率は多めですが、一つ一つの謎解きが多彩。暗号解読や状況観察を元にした謎解きに初見殺しの死にゲー要素や避けゲーといったアクション感もあるような要素も取り入れています。ゲームとしてはコンパクトながらも、ふと気がつけばう~んと顎に手を当てながら考えていくぐらいの難易度な謎解きが詰まっている印象がありました。
物語としてはあっさり目に作られているので、謎解きメインとして楽しんでいくことができると思います。あまり見かけないような謎解きやクイズ番組などで出される文章解読と行った謎解きもあり。ちょっとした知識とひらめき・観察力を刺激しつつ、考えながら進めていくような謎解きゲーが楽しめるフリーゲームでした。
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