今日紹介していくフリーゲームは
「空いているマス」へ「他のマスの矢印」を
移動させていくことで、一本道を作っていく
パズルゲーム『アローピース』です。

アローピース

2017年4月9日にiwamotoさんが公開された
パズルゲーム作品になります。

全3ステージが用意されているパズルで、
まずはステージを選択するところから始まります。

ステージを選択すると、パズルゲーム画面に変化。
上下左右の矢印が書かれているカラフルなパネルと、
右手にアツマライオン、左側に人間がいます。

このゲームの目的は、『人間(スタート時点)』から
『アツマライオン(ゴール)』まで、矢印で繋がるようにしていきます。

例えば上記画像。人間の右マスから「右矢印」「右矢印」
「下矢印」「下矢印」と続いています。ここまで四つの矢印が
繋がって矢印が道のようになって光っています。

しかし、先端「下矢印」の先は、空白のマスになっています。

そこで、矢印を他のマスから引っ張ってみましょう。
一番右上にある、青いアイコンの「右矢印」を
クリックしてみます。

すると、先程空白だったマスに青矢印の「右矢印」が移動し、
クリックした「右矢印」が置かれていたマップ右上のマスが
空白になリました。

このように、このゲームでは盤上にある矢印をクリックすると
矢印が空白部分に移動し、元に矢印があった場所が空白になります。
この規則的な動作を活用し、矢印を並べて人間からアツマライオンへと
矢印誘導が一直線になるように配置できれ、矢印がリセットされて
スコアが加算。

ステージ数によって、マス目の数は変化しますが、
制限時間までに矢印を繋げきることを繰り返し、
ステージごとに決められたスコアをこすことができれば、
ステージクリアになります。

テンポよく繋がる! 軽快なミニパズルゲーム


本作品は空白の穴に埋めたい矢印を選択し、
矢印の誘導がスタート地点からゴールまで並ぶように
矢印の位置を移動させていくという、シンプルなルールの
パズルゲームを楽しむことが出来ます。

シナリオなどもなく、ステージ数も3つほどと少なめですが、
お手軽なルールとステージのコンパクトさで、
7~8分ほどで完全クリアも目指していくことができます。

他のマスの矢印を移動させて繋げていくという、
傾向としてはスライドパズルに近い感覚のゲームなんですが、
隣接していなくてもよく、好きなマスから持っていくことが
できるので、あまり頭で考えずにテンポよく進み、
個人的には軽快な感じがしました。

つながっているポイントが光っていたり、
繋げている過程がながければ長いとコンボ扱いになって
得点が大きくなるので、たっぷりと並べて消えたときの
爽快感と大変だっただけの結果反映もある。

スライドパズルのようなものなんだけど、
軽快にテンポよく楽しんでいくことができる
ライトなミニゲーム感が強く楽しめるゲームでした。

スコア周りとやりこみはスキがあったかも!


個人的には軽快なミニゲームとして非常に楽しむ
ことができたのですが、ちょっともったいなぁ……と思ったのが
スコア周りとやりこみ系は少し手を付けるだけでも
大きく化けると思いました。

まずスコア系。
ゲーム中には現スコア・ハイスコア・クリアに必要なスコア、
直前のコンボ数と、必要な情報が整理されていて、
とても見やすいUIになっています。

一方で、制限時間が終わり、クリア判定のときには
「クリアできたかどうか」だけが表示されるんですよね。
集中しだすとどれぐらいのスコア取っていたのか
自分では把握しづらい面もあったので、
最終的なスコアや最高コンボ数とかもクリア画面で出してくれると、
ツイートとかでも呟きやすかったなぁ……と思いました。

また、やりこみ系が少なかったので、
例えば10コンボ行く、ハイスコア●点突破するなどの
タイミングで称号みたいなのも貰えるような称号系の仕組みなど。
繰り返し楽しめる要素もあると、ライトで遊ぶのもできるし
深く遊ぶような楽しみも充実したような気がしました。

色々と拡張できるようなポイントも多かったので、
個人的にはすごく化ける要素も多いなぁ……と思う作品です。

まとめ


スライドパズルの要素と落ち物ゲームの要素などを
絡めているような印象で、テンポよく直感的な操作で
プレイしていくことができるミニパズルゲーム。

クリックだけで操作していけるプレイのしやすさ、
努力して繋げた結果に反映されて得点が入るという
嬉しさを感じることができる。
プレイ画面のレイアウトも重要な情報や役立つポイントを
しっかりと表示してくれるため、ストレスもなく、
気軽に遊べて楽しめるポイントも抑えられている作品だったと思います。

個人的には短い時間でしっかりと楽しめた作品だったので、
ライトな短編としては完成度の高さも感じる一方、
もう少し深く遊べる要素もあると良かったのになぁ……と、
いい意味での名残惜しさも感じる作品でした。

さくっと手軽に楽しめる作品として、
オススメなゲームです。

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