シンプルな避けゲーながら、特定の攻略法や
細かい絶妙なタイミングで突破しなければ死んでしまう、
高難易度感が楽しめるフリゲを今日は紹介していきます。

とり

とりは2017年6月28日にガルバトさんが公開された
敵に触れずにゴールを目指す、避けゲースタイルのフリーゲームです。

鳥が人間の元から逃げ出すという簡易ストーリーの元、
マップ上にいるキャラクターに触れないように移動しながら、
敵を避けゴールを目指します。

一部、謎解きや瞬時に判断しなければいけないような
ポイントもあるので、頭を使うパートもあります。

嫌らしく邪魔する仕掛けが地味な難しさでレトロ的高難易度


このゲームの特徴は、避けながら進むことをベースに、
高難易度感が楽しめるところだと思います。

基本操作自体は敵を避けていけばいいのですが、
瞬時に特定の行動を行わなければいけないポイントや
1秒ぐらいの感覚でタイミングを計らないとうまく
クリアできないぐらいの難易度を楽しむことができます。

敵の動きは一定のものが多いのですが、
一定の動きが嫌らしく被さって、終盤はカオス並み!

自分今回は29分ほどでクリアしたのですが、
最後のステージで15分ぐらい持っていかれました。
(コンティニュー20回ぐらいしてる)

セーブポイントは固定ですので、やられたら
ステージの最初からということが多め。
(ステージ最初にセーブポイントがないと、前のステージからのことも)

この辺は評価別れるかもしれませんが、
個人的には単純な動きで地味に難しくしている感じが
レトロゲーム的な感覚もあったので、
ファミコン的な難しさを感じることができるアクション感を
楽しむことができました。

このポイントはうまく手前のキャラの動きに合わせてとか、
ここは入ってすぐに移動して、ワンテンポ置いてから移動するとか。

体感的に覚えながら進んでいく難しさ。
マリオブラザーズ3の後半ステージとかに近い感じを
思い出しつつ、楽しませてもらいました。

1点ちょっと気になったのが、
途中のステージに登場するこの謎解き。

座標系の謎解きにはなっているのですが、
このヒントだけだと答えが一つに絞れない恐れがあるかも。

座標をうまく活用している謎解きだと思うのですが、
どこを基軸にするかによって答えが異なり、
その基軸にするのか?という点がなく、
視点によっていくつも答えが導き出されてしまう印象がありました。

死にゲー傾向もある&総当たりでもどうにかなるゲームなので、
これはこれで問題ないかもしれませんが、
もう一つぐらいヒントがないと理不尽さを感じてしまう
プレイヤーさんもいる気がしました。

まとめ


シンプルな避けゲーを基軸に、高難易度を出している
マゾゲー傾向のアクション作品。

敵や特定ポイントを避けるというだけの単純ルールですが、
少し気を抜くとやられてしまうように仕掛けを作っている印象で
計算されている高難易度感を味わえる作品です。

何度もプレイを繰り返し、些細な間も覚えながら
進んでいくようなアクション感を味わえます。

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