物を動かしてスイッチを作動していくパズル系の
作品は多いと思いますが、今回紹介していく『引力のパズル』は
ビームのようなものを飛ばして「引っ張る」「押し込む」という
2つの操作を活用して各部屋からのゴールを目指していきます。

引力のパズル

2017年4月9日にNEZUさんが公開された
物を動かしてゴールを目指していくタイプのパズルゲームです。

この特徴は、
「物を押したり引いたりしてゴールを目指す」
という点です。

ステージ形式で構成されたマップで、
プレイヤーはアツマライオンの主人公を動かして
各ステージの扉(ゴール)を目指していきます。

アツマライオンは引力を使って
「押す力」と「引き寄せる力」があります。

このマップで、例を見せていきましょう。
道を塞ぐような樽があると思うのですが……

キーボードのAもしくはメニューから「押す」を選ぶと
赤い光の玉のようなものが発射。
触れた物質を動かすことができるので……。

タルを動かして道を通ることができるようになりました!

一方でキーボードのSを押すもしくはメニューを通じて
「引っ張る」力も発動が出来ます。
力を発動すると、今度は水色の光の玉が発射。

タルが通過できない壁やプレイヤーの手前まで引っ張ることができます。

押す力と引く力をうまく活用して、
最終的に扉へとたどり着けばステージクリア。

全24ステージクリアを目指していきます。

マップ構成や物の特徴も意識! 多彩な動かしテクニック


本作品面白いなぁと思ったのが、
「さまざまな物を動かすことができる」という、
ギミックの多彩さだと思いました。

例えば、上の画像。
赤い魔法陣がマップ上にあるのがわかりますでしょうか。

この魔方陣は、同じ色の魔法陣のある場所へと
主人公が移動すると、もう一方の魔法陣へ移動する……。

いわゆるワープ系の魔法陣なんですよね。
この魔方陣も移動ができるようになっており、
ワープすることを全体に動かしていくというような
謎解き・パズル要素もあります。

引く・押す力は射程があるので、
アツマライオンが侵入できないようなエリアや
タルが通過できないような壁も貫通することが可能。
遠隔操作に近いような感覚で、物を動かしていくような
要素もあります。

自分は全ステージ、40分ぐらいでクリアしたのですが、
一番難しく感じたのはこのステージ。
気がつけばすごく簡単だったんですが、
「できないー!」「おおっ、こうすればよかったのか!」みたいな
発見とクリアしたときの嬉しさも色々とあり。

セーブはステージ選択画面のみですが、
いつでもステージ選択画面にもどれ、ミスったときも
メニューから簡単に再戦が可能。

各ステージも画面内に収まるようなコンパクトな規模に
統一されており、1~2分程度でクリアできる長さ。
暇な時間にちょこっとプレイして進めていける点は
スキマ時間にも楽しめてちょっと嬉しいですね!

まとめ


射程のある物を押す・引くという能力を使って
ゴールを目指していくパズルゲーム。

シンプルな操作に見えますが、ギミックやステージ形状に
しっかりと工夫をこらし、なかなか奥深さや脳トレ感を楽しめる
パズルゲームだと思います。

中盤に少々やりごたえもあるアクション要素もあるため、
時間内にうまく動くアクションパズル的な要素も
好きな人の方がより楽しめる作品だと思います。

スキマ時間にもできる内容ですので、
ちょっとずつ暇つぶしに進めていけるゲームが好きな人にも
オススメしたいフリーゲームです。

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