今日紹介していくゲームはコチラ。

カッコイイロボットサムネイルと、
何かの意味を暗示するようなアルファベットの羅列、
RAV-Doll……

と、完全にサムネイルにつられて、
日本語読みした時のネタ感に気が付かずプレイしたのですが、
タイトル画面見て頂ければ、あれですね!

廉之字さんが4月1日に公開された
短編ネタゲームです。

ウッフン的な要素をイメージさせますが、
完全にネタとして扱っている感があるので、
エロさとかは無い下ネタを一発ネタとして
扱っている作品です。

物語としては、宇宙で漂う中、
ロボットと二人っきりになってしまう姿を描いている
アドベンチャー作品です。

途中選択肢あります。
選択肢もしっかりと考えられている印象なので、
手抜き作品ではありません。

ネタゲーでかつアドベンチャーという内容なので、
とりあえず下ネタに抵抗がなければ、
プレイして頂ければ早いと思います。

「何この変態的な超展開(笑)」と「カットインだと!」のギャップに注目


本作品は「なんだ、この超展開……(笑)」と思える
一発ネタ感を本編として採用しつつ、
一方で作り込んでいる要素も感じる、遊びながらも
真面目にやっている感じが伝わってくるギャップを感じることが
できるような作品でした。

大筋としては、「超展開過ぎるだろう!」という
軽いシモネタを含めたユーモアなギャグ感があり、
あっという間に終わるのですが。

作者が選ばせようと思っている選択肢と違う選択肢を選ぶと
しっかりと文章差分を表示してくれる。

また、本編としてはくだらねー(笑)感が半端ないのですが……

おまけ要素では、カットインが入ったプチ戦闘や
マニアックなロボットアニメクイズなども用意されています。

ネタゲと言いつつ、ロボットの説明なんかは
すごく事細かに描かれていて、熱意も感じられるんですよね。

この設定で本格的にゲーム制作したらすごそう!
と思えるような感じがして、そう考えるとこのネタゲー感も
あえて出してるんだろうなぁ……と思えたりも。

シンプルなネタゲーでクソゲーのように仕上げつつ、
実力あるところも感じられるような作品だったので、
面白さを感じつつ、次はどのような作品を作り上げるんだろう……

と、作者さんの次回作に注目したくなっちゃうような
仕掛けが上手く取り入れられている印象がありました。

まとめ


シモネタ要素を入れた一発ネタゲーなながらも、
細かい点やおまけ要素には丁寧な作りも感じられ、
ネタとのギャップや、作者さんの次回作がどんな感じになるのか
期待も感じられる、実力が図りきれない感満載な作品。

本筋としては、超展開すぎる変態性のネタを感じられる
作品ですので、シモネタ的な展開に上手くついていける
実況者さんにお勧め。

一発ネタで本編のプレイ時間も短いので、
サクッと収録したいときにも向いていて、超展開すぎて
どうこの展開を調理していくかによって、個性も出しやすい
作品だと思います。

サクッとプレイも終わる作品ですので、
くだらない下ネタが好きな人にも、軽くプレイしてみると
瞬発で楽しめる可能性も秘めているのではないかと思います。

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